新型インフルエンザの症状には、嘔吐や下痢もあります

嘔吐と下痢も

嘔吐・下痢などの消化器の症状も、咳、鼻水、のどの痛み、頭痛、発熱、嘔吐、倦怠感、筋肉痛、関節通などの症状のほかに見られます。現在、世界的に広く流行しているのは、Aソ連型、A香港型、B型などですが、B型の症状に嘔吐や下痢がみられるという報告があります。嘔吐や下痢がみられたからといって、「新型インフルエンザにかかっているかもしれない…」と考えるのは早いかもしれません。


B型インフルエンザですが、A型に比べ遺伝子が変異しにくいという特徴があります。変異しにくいので、過去にかかった方で免疫を持っている方がいます。この変異が大きければ大きいほど、大流行となる可能性は高くなります。嘔吐や下痢以外に、新型インフルエンザと同じ、発熱、全身のだるさ・倦怠感、関節痛・筋肉痛といった全身症状がみられますが、A型に比べると、重症化するケースは少ないそうです。


B型の場合、潜伏期間は一般的に1〜3日程度といわれており、治療薬はタミフル・リレンザです。予防接種については、B型のウイルスも、毎年のようにウイルスの抗原が少しずつ変化しているので、病院でのワクチンの接種が必要です。なお、C型もありますが、B型以上に遺伝子に変異がなく、風邪と同様に症状も軽いため、予防接種の対象には入らないようです。

嘔吐や下痢というと、まず最初に食あたり?と思う人が多いと思いますが、これだけ感染者が多い今の時期、他の可能性も探っておく必要があります。